Hondaは、新開発の水冷・4ストローク・DOHC・直列4気筒650ccエンジンを搭載したロードスポーツモデル「CBR650F」と「CB650F」を、それぞれ4月21日(月)に発売します。
両モデルの開発にあたって、エントリー層からベテラン層までの幅広いライダーに受け入れられる扱いやすい車体サイズと、直列4気筒エンジンらしい伸びやかな回転フィーリングを堪能できるマシンの具現化を目指し、エンジン、車体のすべてを新開発しました。
エンジンは、軽量・コンパクトな設計とし、低・中回転域で扱いやすい出力特性を、高回転域では直列4気筒らしい伸びのあるフィーリングと上質なエキゾーストサウンドを追求しました。また、上質感のある機能美も重視し、メカニカルで力強いエンジンの外観や、流れるようなラインで構成したエキゾーストパイプなどに、見る楽しさも付加しています。
車体・足回りは、エンジンの小型化と、マスの集中化を重視した設計としています。フレームは、新開発した楕円型断面のツインチューブ形式を採用。またがりやすいスリムな車体としています。軽量な中空断面構造とした新デザインのアルミキャストホイールは、軽快な操縦フィーリングに寄与しています。
スタイリングは、精悍なV字型ヘッドライトから塊感のある燃料タンク、絞り込まれたテールエンドへと流れるような躍動的なラインで構成。美しい曲線のエキゾーストパイプとショートマフラーなどが、グラマラスなフォルムを実現しています。CBR650Fは、スポーティーなフルカウルを採用しているのに対して、CB650Fは、たくましいネイキッドスタイルとしています。